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颱風

ごっつい台風でしたね。見てくださってる中で被害にあわれた方はいないかな。
南九州人なんで、勢力旺盛の台風には何度か遭遇しているんですが、都会にいてあのぐらいのヤツが来てしまうと、いろいろと怖い。なんか飛んできたり倒れてきたりしそうで。
昨日は電車が止まる前に家に戻れまして、強まる雨風に「おー」と眺めておったのですが、ふとベランダにおいてある細々としたものが固定されていないことに思い至り。
窓から出て、少し作業しただけでエライことになりました。
しかし後から考えれば、あれこそ「ちょっと用水路を見てくる」類のフラグだったわけでして、強風にあおられて転落でもしていたら見事私も成就させてしまったことになるのです。
……経緯はともかく、実際亡くなられた方もいましたね。多くの人の尽力と貴重な犠牲により、台風による被害は昔にくらべればはるかに小さくなりましたが、なかなか被害ゼロとはいきませんね。
私なぞむしろ「南九州人ですから~」とどこか台風や大雨を軽視しているところがなきにしもあらず。生身の人間としてできることに違いはないんですから、気をつけなければいけませんね。

しかし不謹慎ながら、強い風が街並みを揺らし、大水が街路を覆って流れる光景には、一種の清々しさも感じてしまうのは事実です。
まるごと洗われているかのようで。
眼に見えずいつの間にか足元に堆積していたものが、一度に押し流されて川から海へと消えていく。
そんなことを考えてしまいます。
とはいえ、このところの水害の多さを思うに、そんな神経症みたいに何度も洗わんといて! と言いたくもなるわけで。
昔からこの国は、こうやって何度もまるごと洗いされてきたんでしょうなあ。
しかしもう秋ですよ。少しばかり穏やかで優しい季節を、どうかひとつ。
by sarok | 2011-09-22 16:02 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

そこそこ年季の入ったマリみてスキーの、やるせない日常アレコレ。


by sarok