四畳半東雲蚊帳の内

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それはそういうもの

うーん。
大河ドラマは、どうしたいんだろう、と思った。清盛を、従来のイメージではない情にあつい人物、ということにしたいのかどうか。
むろんそう単純なことではないのでしょう。しかし、武よりも智謀、権謀術数にたけ……という路線に一線をひいた新機軸を意識していた向きは、はじめからありました。
でも、一筋縄でいかない複雑さ、を盛り込もうとして結局中途半端になっていないかと。保元の乱以降、身内を斬る話の展開を見ていてことにそう感じます。
信西から命ぜられても、おじ達の命を守ると堂々としておきながら、本人たちから頼まれると揺れる。揺れるのは当然としても、その後の経緯が投げっぱなしに見える。
結局、同じく父を斬らねばならず、しかしみずから果たせない義朝と、対になる場面として清盛はおじ達を手にかけて、二話にわたる保元の乱後日、の話は終わるわけですが……。
うーむ。
どんなに現代的に修飾したところで、おじとその息子たちの命を奪う、それはそういう場面だと私は思うのです。それなのに、清盛本人の軸を曖昧にして、殺される当人たちに「殺してくれ」といわせる。ドラマのシーンの手触りをなめらかにすることに執心して、時代を超えて理解すべき、そして理解しきれず全容に思いを馳せることしかできない荒々しさ、厳かさを描こうとしていないのではないか。なまじ並列的に義朝と清盛のそれぞれを並べるやり方も、なんだか技巧に過ぎて鼻についてしまうのです。
あげくに信西にくってかかる様を見て、じゃあどうしたかったんだと、釈然としないのです。それならいっそ、絶対に殺させないぞ、と一話まるまる使って突っ走ってもよかったんじゃないでしょうかね。
んでもって、ちょっと泣きすぎだよなと。大の男が、とはいいませんけれど、こぼれる涙が場面をしめくくる雑さは、どうにかならんのかと思ってしまいます。複雑さを描こうとしつつ、ひとしずく涙がこぼれるからこの人は悪人じゃないんだよ、という畳み方が、どうも目に付いて仕方がない。
どうにも、作り手の理屈で場面ごとにきれいに纏めすぎな気がする。だからテーマが重くなれば処理しきれない。手付かずに残さねばならないうす暗がりも、物語には必要だと思うのです。すべて把握し統率したうえで、おっかなびっくり保持される陰影。それがきっと見る側の視線を引き込み、余分な澱を吸着させ、単純でない人物、歴史を浮かび上がらせるんじゃないですかねえ。


とかなんとかくだくだしく語るほど熱心な視聴者でもないし、歴史の事実にも疎いわけですが(汗)。書きながら、人物の名前を確認しているあやふやさ。



台風きてましたな。
物干し台にかかったクモの巣が、まったくそのまま残っていたのにはびっくり。相当の雨風にさらされただろうに、なんて柔軟で強固なんだ。自然すげえ。
ドグマをプレイ中。近頃は散歩などしていて、街灯に照らされた雑草なぞをむしってみたくなる性癖が出ています。プレイしてれば、わかる。
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by sarok | 2012-06-20 12:53 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

なにもかもみな

なつかしい。
今までありがとう……って。別にサイト閉鎖のお知らせではありませんが。
メインPCに向かっての個人的追悼なのです。
とはいえ、完全に死んだわけではない。ただもうかなりヤバめ。
そもそも最小構成単位で動いているようなものでしたからねえ。細かくチェックしないとわかりませんが、HDがとうとうおしまいになってしまったかなあ。ロゴまでは立ち上がるから、メモリー関係かもしれませんけれども。
ひとまず、めんどいので先延ばしにしていたメールの引っ越しを、あちこち首っ引きで何度もチャレンジして、ようやくうまく引き継がせました。
一安心。
ただし、これまでいただいた分のメールの引っ越しは、メインが復旧しないかぎりは不可能でしょう。
サイト的には、今までメールフォームでいただいたたくさんのメッセージがそれにあたります。
旧PCから今のノートに、ドキュメントのデータをごっそり移した際、そういうのも持ってきている可能性はあるかと思いますが……どうだろう。
大昔にあったBBSのログとかは、ある程度残っているんですけどね(笑
かつて訪問してくださった方々が、今どれだけこの怠慢ブログを見てくださっているか、それはわかりませんが……。つつしんでお詫びと、お礼を、ここに。
怠け者ですみません。そして本当にありがとうございました。
SSの感想やら個人的メッセージやら、お遊び(笑)やら……。顔も知らない方からのお言葉もたくさんありました。そのつど励まされ、勇気づけられ、ともすれば一人で勝手に見失う自分というものを掘り出してもらえたりして。
かけがえのない経験でした。
仰ぎ見て感謝するしかありません。


あ、メールフォーム自体は生きてます(笑
サイトを更新できる環境も、なんとか復活させたいですけどね。同期の桜の志音さまと以前、「もうすぐ十年だねー」「記念になんかできたらいいねー」とか、やりとりしたこともありますし。
ブログやらSNSやら、ネットのサービスに依存した方が、私みたいなのにとってはこういう事態に面して楽でいいんですけれども。
やっぱり愛着、ありますしね。
ひとまずトップが蓉子さまで、よかったヨカッタ。
半脱ぎの柏木先輩のイラストで凍結しちゃったら、ねえ。
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by sarok | 2012-06-12 14:40 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

ドグマ

『ドラゴンズドグマ』をプレイ中。
久しぶりにPS3が動いてます。

ハンターとの戦いに特化した、モンハンの奇抜なモンスターばかり相手にしていたので、ゴブリンだのサイクロプスだの、伝統的なファンタジーの顔ぶれが新鮮ですなあ。
このゲーム、特徴的なのはオンライン要素で、ほかのプレイヤーの「相棒」的NPCキャラを雇ってパーティを組むというシステム。直接誰かの操作するキャラと行動をともにするわけではないので、不精な私みたいな人間にとっては、なんだか気分が楽であります。
当然、自分の相棒もどこかの誰かに雇われたりするわけで、宿屋に泊まると、別世界からのお土産と評価を携えて帰ってきたりします。
「どうでしょう、がんばってきたけど……」
などと言いつつ、ネットの向こうのプレイヤーさんがつけた「通知表」を確認している「私」におそるおそる伺うさまが、非常に萌えるw、可愛い。
ちなみに私のキャラは身長150台、「相方」は可南子ちゃんより大きい。
オンラインで雇ってもらえるかは、能力はもちろんながらやはり見た目も重要ということで、自キャラよりもお金をかけて装備を整え、組み合わせをあれこれいじったり、髪形やお化粧をちょっと変えてみたりと、妙なところにこだわってしまいます。
その様子が、
「いえ、私としてはそんなこと気にしないのですが……」
「だーめ! あなたはちゃんとすれば綺麗なんだから!」
てな感じに見えてしまう。
小柄なおてんば「お姉さま」と振り回される長身「プティ・スール」なギャップ萌え関係なわけですが、宿屋でねむるお姉さまは、おっきな妹の膝枕が欠かせなかったりする。
たぶん。
そんな妄想しつつのプレイ。
結局百合前提なのはもはやどうしようもありませんなあ(笑




妙に花粉の症状が出ます。ちょっと調べると、稲の花粉が飛んでいるとか、この季節。
なんだろうなあ。花なんて年中咲くというのに。いい加減、体の方が慣れてくれまいか。
サイトの更新もまったくしておりませんね。SSはともかく、トップ絵くらいは季節にいっぺんは変えたいものですが。
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by sarok | 2012-06-02 13:54 | 雑記 | Trackback | Comments(0)