四畳半東雲蚊帳の内

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しみじみと

小松左京氏の訃報も残念でしたけれど、芦田豊雄さんが亡くなられたのが衝撃だったなあ。
『ワタル』の人です。『ガラット』の人です。あの絵の人です。
首藤さんにつづいて、馴染みの深いアニメ畑の人がまた一人……と思えば、さみしい限りですわ。
友人に『ワタル』を見せてもらって、ああこの人かと。画集を買ったりしました。当時から私はヘタな絵を描いてましたけど、全然真似できない強烈な「線」にあこがれを感じていましたね。
大らかで、のびのびとした人となりが、絵柄だけでなくアニメ人としての姿勢にもあらわれているようで、暖かい手を持つ創作者という印象でした。
後進のため最近は道を譲りがちだったという話もありますが……まだまだ、活躍してほしかったですね。



スペースシャトル計画の終了、機体の退役というニュースも、私の耳には大きく響いたのです。
トップにもつらつら書きましたが、やはり世代が丸かぶりですしねー。
まあさすがに、アポロ宇宙船をテレビでタイムリーに見ていたわけではないですけれど、宇宙にあがったそのままの姿(外部タンクやブースターは置いて)で帰ってくるシャトルの映像は、あまりに革新的でしたね。
科学の進歩パねぇ! というわけです。このペースでいけば宇宙開発もどんどん進むぞと。月に基地ができるのも遠くはないと。生きている間に火星に移住だってはじまるかもしれない。『ガンダム』のようなコロニーができるのかもしれない。木星やその外側への航海だって現実化するかもしれない……。
もちろん、そういった情報に常よりアンテナをむけている人には、いくらなんでもその想像は飛躍だと、当時にも指摘できたでしょうけれど、シャトルの抱かせた夢想はまさにそういう一段とばし、二段とばしの末来でありました。
バブル崩壊前の国内の雰囲気、というのもありますし、当のアメリカの国勢というものも関係しているんでしょうけどね。数十年経ち、現実は現実です。
それでもシャトルの果たした役割は確かだったろうと。そう思うのです。
余談ですが、この「シャトル抱き枕」ってネタはちょっと前にピクシブにて別の絵でやっていたのです。そのときちょうどアトランティスが最後のミッション中で軌道上にいたのですが、私はアップに迷いました。今だからいえることですけれど、万が一のことがあったらなんか気まずいなあと、セコイことを。オービタの画像を探して、チャレンジャーとコロンビアの事故についての記事を精読したあとだったためもありますが。
アトランティスが無事に帰還した映像を見たときには、ホッとしたものです。
ところでどうして抱き枕かって? 軌道船、かわいいじゃないですか、パンダみたいに。白黒反転したシャチみたいに。
お疲れ様スペースシャトル、支えた多くの人々。




先日はラヴ茶ソ連で関西組を迎えて根岸、谷中へ。普段の行動範囲が山手線の西と南に偏る私には、なかなか面白い街でした。トーキョーもまだまだ広い。

うつせみの声は聞こえず子規の庭

子規庵など、なかなか一人じゃ行かないだろうなあとか。それにしても子規の晩年についてウチにある「追悼の達人」なぞ読み返すに、言葉をあつかうに生半の覚悟ではない、あの時代の文人の生き様を覚えます。
で、それから延々と雨ばかり。暑さは懐かしくありませんけど、夏空は少々恋しいやもしれません。とか書けば、明日かあさってあたりには後悔することになるんだろうナア。
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by sarok | 2011-07-31 11:06 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

ほんとーにお疲れ様でした

CG定点観測さまが更新を休止されるそうで。
休止ということは閉鎖ではないのでしょうけれど、凍結されるのかな。一区切りであるのは間違いないのでしょう。
いや、ほんとーに長いこと、ありがとうございました……と。
なかなか一言に盛り込めない感謝の気持ちがあります。
マリみてのSSを書こう! とこのサイトをはじめて、言い方は悪いけれどイラストは「添え物」的なつもりで上げ始めたのです。うまくないし、力が入ってるとはとてもいえない。
定点観測さんはその頃にはとっくに存在して、当時ブームだったマリみてのイラストは数多く捕捉されていました。今は他ジャンルで活動されていたり、プロになったような方々の美麗な絵を、毎日追っかけて眺めるのが楽しみでした。
謙遜でもなく、そこに自分のサイトが紹介されることがあるなんて、当時はからきし思っておりませんでした。
はじめてそこで当サイトの名前を見たときは、嬉しいというより驚いたなあ、ひたすらに。
それまでありがたくも他の捕捉サイトさんにも紹介いただいたりしておりましたが、定点観測さんはないよな、と。自分の中に妙な線引きができていました。
やはり特別だったのです。圧倒的なボリューム、それから守られる毎日更新。一日空いたら翌日に「二日分」紹介するようなサイトさんだったのです。
ここ数年のうちにpixivが興隆し、ニコニコには静画コーナーができ、ネットにおけるイラストコンテンツの状況は変化しましたが、それでもなんとなく、定点観測さんは続いていくように思っておりました。
そう思わせたのは何より、これまでのたゆまぬ歩みゆえでしょうね。
紹介していただいたことよりむしろ、たくさんのイラストに出会わせてくださったことに、楽しませ笑わせ感動させてくださったことに一番の感謝を表したいのです。今まで本当に、有難うございました。



ところで、pixivにはこの前ためしにページを作ってみましたが、あちらはあちらでどうしようかどの方向にしようか考え中。
過去のマリみて絵もちょっとだけ上げてみようかと思いつつ……うーん。
でも、ああいう場所ってのは何よりラクですね(笑)。PCがどうかなったらどうかなっちゃう自サイトと違って。
それにしても、こうやって作品を発表する場が充実しているのって、はじめからその状況の中にいる若い人たちは恵まれている反面、大変だなあと思いますね。ネットもろくになかった私らの世代と違って、内省的に「篭る」のが難しいのではないかと。
そういう波に乗るのが上手かったり、力のある人なら問題ないのでしょうけど、もし私が今中学生くらいなら、ドキドキしながらあげた絵やら小説やらの評価でぐらぐらして、ずっと落ち着けないでいることでしょうねえ。
ま、評価で一喜一憂するのは今もたいして変わりませんが(笑



ーーーーーー
実写版マリみて映画のDVD/BD豪華版の付録が「もふもふビッグタオル」とな?
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なるほどなるほど。え、祐巳?
……。
そりゃそうだよね。いや祐巳ちゃんに不満があるわけじゃないのです祥子さま。そのバールのようなものはしまってください。
そもそもこれじゃ抱き枕だろ、という突っ込みはまことに真っ当でありますな。
けど蓉子さまもそろそろ抱き枕くらいになってくれてもいいんじゃなかろうか。だって、高等部を卒業なさってもう一年経つわけだし(原作時間)、「リリアン卒業生の19ハタチ」がいい、って清少納言が生きていれば絶対書いているはずだっ。
……いやだな、そんな「太ももの、スカートとニーソの間の領域こそいとをかし」みたいに書きそうなの(笑
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by sarok | 2011-07-21 06:32 | 雑記 | Trackback | Comments(4)

甘露

いやあアツイ。あつい。
暑い、って漢字は御日様が二つもあったりして、なかなか字面が辛いですなこの季節。
かといって、熱い、はもっと厳しい。火に炙られてるごとし。

年々暑さに弱くなる印象がありますねえ。
中学時代なんて、あの炎天下で部活動、球拾いなんてやっていたんだよなあと思うと、あの生命力はどこから来てどこへ去ったのかなんて。
しかも時代が時代なんで、活動中に水を飲んだりしたら叱られます。今じゃその根性論は身体によくないし効率も上がらん、ということで否定されているはずですけれど、昔は緩めの運動部でも割と当たり前だったんですよね。
なので合間にこっそり、もしくは終わってから帰り際にがぶ飲みする水道水はまさに甘露でした。実際甘く感じるんだから不思議なもんです。
あと、たまに顧問が麦茶を冷やして持ってきてくれたんですが、それはもう最高の御馳走でしたね。
これまでもこの先も、いかな美味いもの、美味い飲み物に出会おうとも、カラカラになった体に流し込むただの水、ただのお茶に優るものはないでしょうな。
今じゃしかし、昼日中から出歩けばそれだけでリアルに死ねるのではと思ったりします。散歩スキーの意地として、少し前も日の出埠頭のあたりをうろついていましたが、水分をとって日陰を選んでいても、しばらく経つと自分の身体がゆらゆらと陽炎にでもなったかのような気がしてくるんですよね。
少年時代ははるかに遠く。
ところで。
その際気づいたことがありました。墨田河畔からこちら、晴海・品川、羽田の手前くらいまで、飛び飛びではありますけれど歩ききっていることに。
我ながらよくウロウロしたものです。この先いかに新規開拓をしていくかがちょいと悩み。
車を借りたりして複合技を狙うべきか。
まあその場合、車の練習からはじめないといけないんですがね(笑


たまには水着も描きます。ということで令さまをトップに。
適当に思いつきのデザインですけれど、今あらためて見るに、トップの構造が不明ですな。これどこでどう留まっているのよ、と。
お胸を描くのはしかし難しいですネ。お尻はさらに難しい。
妥協をせずにフェティッシュに描ききっている方々にはまこと頭が下がります。
令ちゃんには悪いですが(笑)、あまり涼しげにならなかったので、夏が終わるまでにもう一枚くらい描きたいものですね。
いろいろとスレンダーな感じに。



◇メルフォレス

>義太夫さま
お誕生日おめでとうございます

毎年ありがとう存じます。
「もちろん」諸手をあげて喜べる歳ではないのですが(笑)、なんというか妙な反骨心というか、若いころの自分に負けん、みたいな精神が逆に出てきはじめたなあと。
そうそう身体はついてきませんが(笑)。お互いしぶとくゆるりとまいりましょう。
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by sarok | 2011-07-17 14:39 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

一応九州人なんで

私も言葉が荒いのかもね。どちらかというと、もっとハキハキ喋れよ、と思われることが多そうですが(笑
辞任した某大臣の言い草がちょっと気にさわったというお話。そもそも「語気が荒い」ってのは声が大きかったり、語勢が強かったりして居丈高な印象を与えるということで、発言そのものが乱暴であることとイコールではないと思うんですけどネ。小声でひっそり囁いたところで暴言は暴言。
「九州の~」は要するに「古風で不器用な」と言いかえてよく、つまりは高倉健的アニキの肩幅の後ろに隠れようという腹積もりなんだろうけど、そういうイメージの古い男なら、そもそも言い訳しませんわなあ。
中央の政治家のジレンマが微妙に漏れ出ているということなのかもしれません。震災以降、被災地の首長の方々がそれぞれ存在感を増していることを否応なく意識させられ、引き換え上手く「点数稼ぎ」(悪い意味だけではなく)ができない焦りがあるのかも、とこれは邪推ですけどね。
震災からつづく国難に直面してるのはしかし、中央の方々も同じはずなんですけどねぇ。



地デジ対応いまだ済んでないぜヤッフー! な我が家であります。言うまでもないことですが、字幕ウザイ。
野球のスコアも料理のレシピも隠す位置の字幕ってのはどうなんだ。つけるとウンザリするんで、7月になってからほとんどテレビは眠っています。
アパートにアンテナは立ってるらしいんで、チューナーか付いてるテレビを買えば済む話なんですが、なかなかその気になりませんねえ。普段からろくすっぽ見ないし、しばらくは見られなくってもいいんじゃないかと思ったりします。ラジオでも買って、ニュースなんかはそっちで聞くのもアリかなとか。
そうは言いつつそのうちなんとかしちゃうんでしょうけど、つければ音と映像の流れ出すテレビは、生来どうも自分には合わないぞと、近頃になって気づいた次第。こちらがアクションを起こさないかぎり(今のところは)勝手に誰かが喋りだしたり、動画が流れ出したりしないネットは、気がラクですわ。
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by sarok | 2011-07-06 13:50 | 雑記 | Trackback | Comments(0)