四畳半東雲蚊帳の内

カテゴリ:イラスト( 15 )

多面体

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にっこり。

基本的にここはただの雑記であり、のっけるイラストもまあごらんの有様だよ……という気楽の極致なわけですが、それでもたまにボツにする場合がある。笑顔のイラストとか、表情をつけようとして失敗するパターンが多いですね。
なんか不気味になったりするんだよなあ。
笑ってる顔を描くときには自然と笑顔をつくってみたりするもの。つまるところ私の笑いもどこか不気味なのでありましょうて。


嵐山光三郎『文士の料理店』を読む。
近頃は……というよりだいぶ前からですが、私もまあ大概胃腸が弱いので、食べたのちの若干の不便など常態的に抱え、一つこれも個性であるかと開き直りつつあるところなのですが、本書によれば名だたる文士の皆さんも実に個性的な舌、ひいては胃腸の所有者であるようでして。形が怖くて海老が駄目とか、感染をおそれて果物を煮て食べるとか。なんかこう、妙にほっこりしてしまいます。
かと思えば、80手前まで洋食通いとかね……。お酒もそうですけれど、ある程度生きれば食の好みとはその人の内臓の好みであり、精神の年輪にも根ざした複雑回路の引き出す結論なのです。別に文士などに限らず。
親兄弟だって食べるものの好みは大きく違う。食べる量も食べ方も、いつどういう場所で食べたいのかも。そして厄介なことに、食をめぐるあれこれは当人にとって存外優先順位が高く、譲れない部分を含んでいるのですよね。
……と、いうことをふまえて友人と会食したりするのはまた楽しい。ただそんなことを思いつつ街の人込みを徘徊などしていると、それぞれの人が複雑怪奇な突起を肥大させ張り出させた多面体のように感じてくる。よくもまあこんな面倒な形状で足並みそろえて社会生活をやってるものだと感心してしまうのです。
手がぶつかり、足を踏んだりしなくとも他者とはぶつかる可能性がある。大概そんな風に思っておけばいいのかもしれませんねえ。
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by sarok | 2013-10-02 14:04 | イラスト | Trackback | Comments(0)

鉄! 拳! 巨人!

某日、『パシフィック・リム』を観る。

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(気持ち程度のネタバレ回避要員諏訪子様。誰でも思いつく帽子ネタ)


いやあ、この映画はいいね! いいよね!
とまあ、この一言でこの作品についてはだいたい通じ合える気がする。見てない人とは、そもそもその映画について話したりしないわけですしね。
人類を滅ぼさんとする尖兵たる「怪獣」と、それに立ち向かう巨大ロボット・イェーガーのガチバトル。
要約しなくともストーリーとしてはそんなものだと思います。見て、そして感じる、その説明を並列させないと意味がない。
その重さ・質感・粗暴さ繊細さ。なにより鉄、鉄、鉄。
3D表現が映画として持て囃されるようになり、多く映画は遊園地のアトラクション的になった、とどちらかといえば否定的ニュアンスで私はそう思っていましたが、この映画については、ジェットコースターの体験を言葉でしても意味がない――だから見て来い、と薦めたくなります。

もちろん、語れるところはいっぱいあります。鉄巨人について。怪獣について。
監督さんはいくつかの日本のロボットもの、怪獣映画に影響をうけたということで、そういう視点で見ていてもニヤニヤできます。
今回見たのは字幕ですが、吹き替えも相当よかったようで、話題になってますね。
実のところはそういうあたりをつらつら記すつもりだったのですが、いざこうやってキーボードを前にすると、思い浮かぶのは瞬間的場面の圧倒的インパクトなのです。
フラッシュバックのように、ひとつひとつ。
帰ったあとでほうぼうのネットの記事を――某動画の大百科など、やたら充実していましたね――読み漁り、設定など理解して、悦に入る。
そういう過程で、巨人やら怪獣やらのディテールが私の中で噛み合い、落ち着いてくるのです。つまり映画館では、黒雲の中を動く影を見て「あれは何!?」と驚いたにすぎない。
こういう映画体験、こういう原形質の感動というのは久しぶりでした。

核となる刺激、その人の大きな、そして意識しない指針を与える「何か」というのは、大概そういうものだと思います。出会ったときにはなんだかわからない。場合によっては感動がなかったり、むしろ理解できず、反感を抱いたりする。大まかすぎたり、逆に細かかったり、バランスを欠いていたり、説明不足だったり、反モラル的だったり。……商売的には失敗していたり。
ま、『パシフィック・リム』は別にそこまで破天荒ではないし、荒削りでもないし、ある程度成功もしている、はず。
けれど私には、呑みこめない原型的な感覚のぶつかり合いによる火花を抱えて、帰っていく観客が少なからずいるように思えました。その火花はいずれまた、どこかで誰かを滾らせるエネルギーとなるのでしょう。
しかし……一面残念なのは、きっとこの監督さんも「過去の」日本の映画映像によって火花を胸に受けただろうということなのです。それ自体は誇らしいことなのでしょうが、果たして今のこの国の創作現場に、同じようなポテンシャルがあるのだろうかと。クリエーターそれぞれの地下深く、止むことなき衝突をつづける巨大地殻があるとして、それをそのまま取り出せる放恣、良い意味での混乱、安い計算に乗らないカオスが、どれほど残っているのだろうか、とか。
アレコレ考えてしまいました。


そんなことはともかくチェルノがかわいい。もっと活躍して欲しかった……。






先々週は鎌倉へいきました。もずる兄のお招きにあずかり、暑かったり涼しかったりする古い都をうろうろ散策。
良い体験ができました。舌の上でも。
鎌倉はラヴ茶の別の集いでも数年前に訪れ、またそれより以前には両親と周った機会もありまして。
憶えが悪いのでいろいろ記憶が混線しておりますが、それもあってなんだか全般とても懐かしい思いがいたしました。
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by sarok | 2013-09-05 14:17 | イラスト | Trackback | Comments(0)

絶対的な

桜島の噴火が、全国ニュースになるなんて。
年間、数百回ドカンドカンやっても東京では話題にならないから、この前は驚きましたね。映像を見る限り、確かに私が知っている中でも一番の降灰ぶりだったかも。
実家と話すと、「まあ、大変ではあるね」という感じ。日常なんですよね。
灰が降ることでの実害というのもあるでしょうが、体験的に一番キツイのは不快感。暑さでこってり汗ばんだ上に肌に貼りついてきますから、慣れてもしんどい。
桜島を正面に、鹿児島市はよく発展したものだと思います。まあ、海を挟んではおりますが。でも山に文句を言う気にはなれない。もともとそこにあるんだから仕方ないですが、なんというか家族に寄せる感覚というか、愛憎越えた意識があるんですよね。
とかなんとか、東京在住で書いていても説得力はない。灰をスコップでかき出しつつ、「まったくよお」とかぶつぶつ言っているかもしれません。鹿児島にいれば。



唐突に。三十分で「絶対領域」を描いてみるテスト。

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たぶん由乃さんだろふ。自然とおさげを描いていた。

オーケンの昔のエッセイを読み返していて、たぶん93か94年ごろですが、曰くニーソックスが最近たまらん、と。スカートとニーソの隙間から見える肌チラが近頃大変お気に入り登録なのですよ諸兄、なる一文がありまして。
しかしここで「絶対領域」なる単語は登場しない。
そういえば、このあたりに出たアルバム「レティクル座妄想」でもニーソ推していたなあ、と思いつつ少し調べてみると、どうも絶対領域という表現の元はエヴァっぽい。かの有名なA.T.フィールドが語源、か。それをオーケンと同じく太ももチラリ愛好家が、「俺の心に絶対の領域はここだ」とでもなぞらえたのでありましょうや。確かに、おおむね手を触れてはいけないという意味であの特殊なバリア・エフェクトが発生しそうではある。
それはさておきこのエッセイ、「のほほん」とかタイトルに入ってはいるけれど、中身は割とシビアです。オーケン苦労してたんだなあと感じ入ることしきり。彼自身二十台後半でもろもろ考え直す時期であり、また変節甚だしい音楽業界なる巨体が寝返りをうつ頃合でもあり。大槻ケンヂその人のテレビ・ラジオの露出はもっとも多かった時期で、あの独特のキャラクターは、のほほんとお茶の間に浸透してはいたかもしれないけれど。

絶対領域、私も好きだぜオーケン。貴殿が今でもあの隙間をいとしく思っているかはわからんが。
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by sarok | 2013-08-24 04:54 | イラスト | Trackback | Comments(0)

暑祭

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暑い、暑過ぎるので若干涼しげなものを目指してみました。
東方新作『輝針城』の一面ボス、淡水棲の人魚のわかさぎ姫さんです。
おそらくは明日、コミケ三日目に製品版が出てくるはずです。詳しいところは確認していないのでわかりませんが。
そも、今年の夏コミ三日目が月曜だなんて、先日知ったしね。


さておき、連日猛暑、酷暑であります。気温35℃を超えたら6も7も大差あるまいと思っていましたが、明確に違うものですね。
昨日は28℃でクーラーを回して部屋に座っていても、頭頂に向かって熱がたまり、だんだん頭痛がしてくる始末。これはいかんと、立て続けにお茶を呷って事なきを得ました。
朝の五時に散歩をしても汗だくになるという。いやはや、これはまた特別の夏ですなあ。


にしても、同人イベントに足を運ばなくなってからも、夏冬のコミケとなるとなんとなくこの日記に「開催してますねえ」と書いてしまうから不思議です。
「体調管理に気をつけて」「水分補給をしっかり」
とかなんとか。知り合いが参加していてもいなくっても書きたくなってしまう。
もともと、一般参加しかしてないのにね。しかし数度足を運び、あの人だかりに毎度磨り潰されてもう懲り懲りだと思っていても、心のどこかに奇妙な連帯感が残っている。
連帯というよりもっと淡い共感に近いかな。ことにコミケはジャンルもごっちゃで、集う人たちの目的もてんでばらばらではあるけれど、一度でも参加した人は私同様、二の腕や膝の裏なんかに共通のしるしを書き込まれたような気になるのではないでしょうか。それが集まる創作者たちの熱意によるものか、単に環境の苛酷さの生み出す仲間意識なのかはわかりませんが……。
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by sarok | 2013-08-11 15:30 | イラスト | Trackback | Comments(0)

ボトルネック

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主に男性の描いたと思しきイラストで、こういう上体をひねってこっちをむいたポーズってよく見ると思うのですが、とどのつまりは、ムネの膨らみも描きたいしお尻も入れたい、そして顔もこちらに向けたいんじゃー、という動機の三点バーストが妥協点を探った結果なのだな、と。
そんなことをふと閃いて、一瞬歴史的発見のように感じたのがハズカシイ。
ま、胸! とかお尻! とかあからさまでなくとも、ここは入れたいと思うスポット、はずせないと感じている要素ってありますよね。それが一枚のイラストを描く上でのモチベーションにつながっている。
どうみても腰を痛めそうなアクロバティックなポーズや、不自然すぎる「カメラ」アングルなどを採ったイラストを見たならば、なんだこれ、と思う前に考えてほしい。
その要素がなかったら、そのイラストは世に生まれ出ることはなかったかもしれないのです。
……いったい何に対しての擁護を書き連ねているのか(笑



米澤穂信『ボトルネック』読了。
苦い、苦いぜ。これまで氏の作品、『犬はどこだ』『さよなら妖精』と読んできましたが、程度や性質の差こそあれ、どれも後味ビターです。カカオ割合が30%なのか60%なのか90%なのかという違いで、基本渋いことには違いない。
この三作に共通することとして、主人公がはじめから小さな諦念を負っている、これまた中身の違いはありますが、何かを諦めて受け入れている、というのがあると思います。そんな自分に対する自己憐憫の情、それが冒頭から拭いがたく、かすかに、あるいは歴然と匂ってくる。
私はどうも、彼ら主人公にするりと感情移入するところがあるのですが、それはその「俺ってかわいそう」的な心象が無理なく自身と重なるからだ、と今作で感じました。もちろん、彼らが達観するにいたるような説得力のある背景など私にはなく、むしろ長年望んで逃げ込んでいる陰であり、その陰すら私の作ったものではないのですけれども。
で、私はこの三作、この順で……というか『ボトルネック』を最新で読めてよかったなと思いました。
『ボトルネック』の主人公は、他の二作よりも濃厚に自己憐憫の気配を漂わせつつ、しかしラストでそれを脱却する。というかせざるを得ない。やらないことは生きないにも等しいという結末での選択を迫られるのです。
人は誰しも、細かな屈折や妥協をかさねていくものと思いますが、もし自分に起因する負の要素を丸ごと洗い直し生き直そうとするなら、こんなに高いハードルを、跳び箱を、壁を、助走なしで飛ばねばならんのか……と。
それを可能にするのは生命力です。そして、本編中終始生命力の感じられない主人公が、最後の最後でちらり滾らせる炎。
解釈の分かれそうなオチですが、私はそれを、彼の自分に対する崖っぷちからの反撃の狼煙と感じ、するとひたすらビターだった後味からふつふつと、舌をほぐすような別の妙味が浮かびあがってくるのです。
甘くはない。でも、何か光が見える。夕暮れなのか朝なのかわからないけれども。
この後味はくせになりそうです。

とかなんとか書いたこととは別に、実家で読んだ『犬はどこだ』同様、他の時間を削って読むくらい没頭してました。なんだろう、文章やストーリーという要素がそこまでがっちり好みに合う、という印象でもないのですが、不思議なものです。
他にもたくさん書かれているようで、機会あらば読んでみたいところです。
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by sarok | 2013-07-03 18:52 | イラスト | Trackback | Comments(0)

腰痛

ラクガーキ。
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適当に適当を重ねても適当なものにしかならんという証明みたいなものでありけり。
アホ毛に祥子さまの名残りが見える。


本日26日開催の東方イベント・例大祭にちょっと顔を出してみようかな、などと思っていましたが、絶賛腰痛中にてそれも叶わず。
腰っていうか大腿部ですな。右足付け根あたりの筋肉に違和感があって、どうかするとギリリと痛みます。
この2,3日足を引きずっていましたが、今日あたりはちょっとマシになってきた感も。でもまだ痛い。
理由がわからないのが厄介です。捻ったり段差に躓いたりした覚えがない。まあ以前、足首が腫れて捻挫かと思っていたらまるで違う病気だったこともありますから、今回もわからんのですが。
普段の姿勢が悪いうえに、もともと貧相な肉体が災いしているのか、ちょっと油断をすると各所がトラブりますね。散歩を趣味としているのは対策のつもりでもあります。
しかし筋力というのは、あれは若いときの鍛錬しだいなのか、えらく個人差がありますね。私よりもずっと運動が足りず、歩くのも面倒くさがってエレベーターやエスカレーターに頼りきり、という同年代の知り合いなども、重いものを持ち上げて堪える様子もなくピンピンしとります。私なぞちょっと足腰に負担をかけるとなれば、手足をほぐしてから姿勢に気をつけていないとすぐ酷い有様になってしまうというのに。
体が硬いのも一因でしょうなあ。学生時代から前屈とか、ぜんぜん床に届かなかったもんなあ。


暑くなってまいりました。今年もさっそく、あの黒くてすばしこいヤツと邂逅し、撤退に追い込んでおります。
しかしなんだ。私も確かにあの虫、具体名を書きたくないくらいには苦手ではあるんですが。
先ごろ団長にお借りして読んだ『テラフォーマーズ』、あれはとても面白い漫画なんですが、ここまで「ヤツ」の生理的嫌悪感をば拡大膨張させてみせなくたっていいじゃないか、と思うことも(笑
その「擬人化」があの漫画の上手さではありますが。しかし我々の日常で遭遇するヤツらは、見ようによってはもうちょい愛嬌あるぜと、ちょっと弁護したくもなるのです。
ええ。見ようによっては。
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by sarok | 2013-05-26 13:06 | イラスト | Trackback | Comments(0)

東京駅

実にいまさら感ではありますが、東京駅を見にいきました。
駅に行った、ではなく駅自体を見に行ったわけです。リニューアルしてから、足を運んでいなかったんですね。
画像も貼らずになんとやらでありますが……いやいや立派になって。
外観もそうですけれど、丸の内と八重洲両南口の改札前ホールの天井の眺めは、なかなかに壮観でした。
しかし、ここ数年の東京駅周辺の変化は著しい。なんとかタワーだとかビルだとか、にょきにょきとのっぽビルが、駅を囲むようにそびえている様は、結界をしめす御柱のようであります。
はっ! まさか、本当に……(厨二
ただ私の知る限り、にょきにょきタワーが建つずっと以前から駅舎の改装は続いていたもので、そりゃ休まず稼動する駅と建設に専念できるビルの違いはありましょうけれど、予算と手間のかかっているのはどちらなのか、などとちょっと思うところでした。

最近出来た、かつての中央郵便局、現JPタワーもちょっと覗いてみました。かつての局舎の外観を残した、「KITTE」部分ですね。朝だったので、お店の大半はまだ開店前でしたが。
残っているとはいえほぼそれはガワだけ、旧局の敷地の半分はタワーに、残りは中身をくりぬいて吹き抜けになって、そのガワにたくさんのショップが入っているようでした。
吹き抜けのてっぺんはガラス天井になっています。明るい日差しがさして、二階も三階も四階も五階も……今は何もない。
しばらく見上げて、立ち尽くしておりました。
ところであの一帯、丸ビルなどもかつての外観を下の階に残しているのですが、東京駅を含めて統一感があるかといえばなんともいえない。ビル自体の見た目もまちまちですしね。
まあでも、その折衷ぶりが面白い、かも。地面に平行する視線を急に縦方向に引っ張られたりする感じ、意識してそうしているのかもと思いました。歩いているだけで思考が立体的になっていく、そんな街なのかも。





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唐突にイラスト。ビニール小傘さん。
しばらく風の強い日があったもので、壊れて打ち捨てられたビニール傘をよく見かけていたもので。
とはいえ、ビニール傘を買って強く思い入れる人は希少ですから、彼女のような付喪神がそこに生じる余地もなさそうな気がしますがね。
東方には、捨てられた人形の妖怪となったメディスンちゃんもいますが、一度深く愛着を寄せないかぎりは、やはり魂の入りようもないのではないでしょうか。
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by sarok | 2013-04-27 19:26 | イラスト | Trackback | Comments(0)

桜花

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由乃さん。
PUREさんの絵板においてきたものとはちょっと大きさが違います。ほぉんのちょっとだけ。
シチュとしては……そうだな、「この枝に背が届いたら結婚してくれるって言ったよね」的な。
思いつきにも程がある。
まあ、よしのんならば結婚指輪を投げつけられても悪くないでしょう。


なんか広告が上に出てたっぽいけど。一週間から10日ぐらい無更新でつくようになったのかな。
と思ったらログインだけで消えてました。ふむ。
いろいろ必死なのはわかるけど、こういうのって逆効果だと思うんだけどなー。
言い方は悪いけど、こういう一定期間で表示される広告って、庭に生える雑草みたいなものじゃないですか。
そりゃ、積極的にむしりたくなる人はいいかもしれないけれど……。家主も客も「ああ寂れてるな」と確認してただモチベを下げるだけで終わっちゃいそうな気が。
なんて、そこまで抵抗感があるわけじゃないんで、くだくだしく語るモチベもまた、ないんですけどね。




ーーーーーー
今年の桜は、花が持ちますね。
満開になった直後くらいに、東京はぐっと気温が下がって、その傾向がこの一週間ばかり、今日に至っても続いております。それで桜が縮こまっているのかなあと、知識はないなりに想像してみたりして。
通例、この花の盛りに関東で吹く強い風も、今年はあんまりないですしね。
天気はよくないし冷え込んでいるから、花が続くといっても花見には適さないでしょうから、定番スポットの出足はイマイチだったりするのかもしれません。もっとも、去年代々木公園で見かけた、おそるべき都会の花見というやつを振り返ると、気温がどうだ曇り空がどうだなんて、あの人たちの情熱に影響するとは思えないのですが。
ひょっとしたら桜すらも関係ないのかもしれない。
先日はまた芝浦から品川あたりをぶらついてまして、散在する桜を眺めて海風を楽しんでおりました。
散る前に葉の出てきた桜が多いから、それはそれでコントラストがいいんですよね。
どこか工場裏にさしかかったところで、満開の枝をさしかけた桜の下で、作業員さんたちが輪になって休んでいる光景に出くわしました。
無機質なコンクリの壁と、入り組んだパイプ類にはさまれて、ぽつりとまだ若い桜の立つその一角は、どこか別世界のよう。
油で汚れた作業服のまま、もちろんお仕事中だろうからお酒にスルメとはいかず、せいぜいがタバコに缶コーヒーを手に、いかついおじさん、お兄さん方は低い声で語りつつ、あるいは黙って仰向いて、ゆるやかに舞いおりる白い花びらに、身を浴しているのです。
これは、いい花見だと思いました。そして私も、いい花を見たと、そう思いました。
そしてブログのネタができたと思ったのです(笑
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by sarok | 2013-03-31 13:53 | イラスト | Trackback | Comments(0)

2013年

今年もよろしくお願いします。というだけでは寂しいので、別所に貼ったこれをぺたり。
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爬虫類は人になつかない、といいますが、蛇に甘えられたら幸せだろふなあ。
あんまり大きいのは困りますが。首絞められそうなやつ。


というわけで新年であります。
サイトとしての抱負は、といっても実質ブログのみで棲息しているわけですが、ひとまず目標として閉鎖しない、というところでしょうか。
なんという後ろ向き。
サイト自体をいい加減、どーにかせにゃならんわけですが、その関連でひょっとしたら、ある日突然ページが消えたり、URLが変わったりすることはあるかもしれません。
なので、ブクマ等はこのブログに合わせてくだされば幸いです。この体たらくで、縁を結んでくださる方々。



あまりに平常運転な年始でしたが、先日は仕事のあとで、ぶらり明治神宮へ行ってみました。
さすがに三が日は避けましたが、それでもえらい人出ですねえ。
プールみたいな箱に布をしいて、「さあ賽銭投げてね」ってやつを眺めていると、いったい三が日でここにどれくらいのお金が……と下世話なことを考えてしまいます。
明治神宮を訪れるのは二度目でした。一度目は一昨年の、忘れもしない三月十二日。
震災の翌日でした。織名さんの送別会へ向かう途上、新宿から歩いていて立ち寄ったのです。
東北はまだ混乱のさなか。次々と新しい被害の情報が飛び込み、原発の惨状もやっと明らかになってきたところでした。
あの日の東京を思うと、いささか特別の感情の湧く参拝ではありました。
あの時何を願ったか……最近、神社で手をあわせるときは、極力何も考えないようにしているのです。でもたぶん、具体的に願ったことが、あのときはあったはず。
世の中が、時代が、どうなるのか、未来に何が起こるのか。
どんなに精巧に語られても、それは結局先日の「世界滅亡の予言」の域を出ないのかもしれません。
ただあの日に私は生きていて、今もここにいる、ということだけでしょうか、確かなのは。
さて。

いい年になりますように。
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by sarok | 2013-01-10 14:25 | イラスト | Trackback | Comments(0)

胃腸炎

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なんか描くたびにリハビリなどと称するのでは、まるで精神的入院しっぱなし患者というもの。
リハビリリハビリ。

祥子さまは卒業されてからの方が、遠慮なく妹にスキンシップをしまくる、と思う。
祐巳ちゃんの右手が振り向きざまのカウンター狙いに見えますが、ちょっとびっくりした動作の反映とでも思っていただけると。
そしてわかりにくいですがしるこ缶です。
……「しるこ缶」と打ったら、とんでもない変換しおって。びっくりしたぞPC。まるで私が、普段からとんでもないことを書いているみたいじゃないか。



先週後半は臥せっていました。ウィルス性の胃腸炎だったとか。
一言でいえばずいぶんマシなノロ、ということですか。吐き気も下痢もそんな酷くないし、熱もすぐ下がりました。
ただし、胃腸が荒れるようで、しばらくもらった胃薬のお世話に。こちらはまだ元通りとはいきません。
胃がやられてるときはしかし、やたら匂いに敏感になりますね。夕方出勤しようと家を出ると、近所の家から漂ってくる調理中の――たぶん、豚味噌炒めか何か――が、するする入り込んで胃がひきつります。美味しそうな匂いなんですが、堪えるのです。
そんな感じで各家庭の夕餉に苦しめられて駅まで行くと、今度は他人の体臭だ、息のにおい(今の自分もたぶん相当だと思うのですが)だと、連続で襲い掛かってくるのです。
ホームで近くに立ったお姉さんの、髪の匂いですら厳しい。別に香水だコロンだと山ほどふりかけているんじゃないのです。フツーの、シャンプー程度の匂い。たぶん健康時なら「いいな」と思っているに相違ない匂いなのに、頼むからちょっと離れてくれないかと、そんなことを願ってしまうのです。
病気になってみないとわからないこともあるということですねえ。いい経験にはなりました。
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by sarok | 2012-11-15 13:56 | イラスト | Trackback | Comments(0)